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【2025年】シンガポールで人気のアニメとマンガ15選!現地アニメイベントと興行から紐解く

日本のアニメや漫画は全世界から注目を集めていますが、その人気ぶりはシンガポールでも例外ではありません。しかし、日本で話題になっている最新作品をシンガポールでタイムリーに入手するのは、なかなか難しいことも事実です。

そこで今回は、日本で現在人気沸騰中の漫画や、OTABASE編集部がおすすめする作品をご紹介。

シンガポールにおける漫画・アニメ事情にも触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

|【AFA Singapore 2025】の様子

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シンガポールにおける日本のアニメ・漫画事情

シンガポールでは、日本のコミケに相当する「コミコン(コミックコンベンション)」が開催されるほど、日本のサブカルチャーが浸透しています。アメコミやゲームも人気を博していますが、日本の漫画も根強い人気を誇っており、シンガポールの「紀伊国屋」では「チェンソーマン」や「ブルーロック」といった新作が売れ筋となっています。

一方、アニメに目を向けると、東南アジア最大規模のイベント「アニメ フェスティバル アジア(AFA)」がシンガポールで開催されるなど、その人気ぶりがうかがえます。2022年のAFAでは、「リコリス リコイル」や「進撃の巨人」など、日本でも話題の作品に関するトークショーが豪華ゲストを迎えて実施されました。

>>>【関連記事】「AFA Singapore 2025」のイベント詳細とチケットまとめ!

【2025年最新版】シンガポールで本当に人気のアニメ15選

1. 鬼滅の刃(Demon Slayer)

※出典:https://www.the-numbers.com/

シンガポールにおける日本アニメ映画史上、最高クラスの興行実績を残したのがこの「鬼滅の刃」です。
劇場版『無限列車編』の現地興収は約193万米ドルという驚異的な数字を叩き出し、アニメ作品としては前例のない大ヒットとなりました。

2025年に入ってからは『無限城編』がIMAX仕様で上映開始され、再び大きな話題を集めています。さらにANIPLUS Caféで実施されたコラボ企画では、限定のフードメニューやオリジナルグッズが販売と同時に売り切れる事態に。映画の興行、物販、そしてリアルイベントという三つの柱すべてで圧倒的な成果を上げており、まさに現地で最も強力なIPと呼べる存在です。

2. 呪術廻戦(Jujutsu Kaisen)

※出典:https://mothership.sg/

劇場版「呪術廻戦0」は、シンガポール市場で165万米ドルの興収を達成し、2022年時点でアニメ映画興行ランキングの第2位に輝きました。現地の大手シネマチェーンGolden Villageでは、1枚38〜42シンガポールドルという高額なファン限定上映会が何度も実施され、すべて満席という快挙を成し遂げています。

映画公開後もANIPLUS Caféとのコラボレーション企画や、AFA Singapore会場内での体験型展示「Jujutsu Kaisen Experience」などが展開され、ファンの熱量は衰えることを知りません。Instagram上では「#JJKSG」というハッシュタグの投稿数が5万件を突破しており、SNS上でも圧倒的な存在感を示しています。

3. ONE PIECE

※出典:https://www.aniplus-asia.com/

【映像素材指示】 ONE PIECEのロゴ + ANIPLUS Café前の行列映像 + Netflix SGランキング画面

「ONE PIECE」は、シンガポールでも他を圧倒する知名度とブランド力を誇ります。2025年6月からスタートしたANIPLUS Caféとのコラボレーション企画では、毎日のように長蛇の列ができ、グッズの追加入荷を待つファンが後を絶たない状況が続きました。

劇場版『FILM RED』はODEX配給によって現地公開され、大きな反響を呼びました。また、Netflix SGでも常に視聴ランキング上位に名を連ね、配信プラットフォームでも強さを発揮しています。連載開始から20年以上が経過した今でも若い世代のファンが次々と流入しており、このIPが持つブランドの持続力と影響力の強さを改めて証明しています。

4. ハイキュー!!(Haikyuu!!)

※出典:https://www.aniplus-asia.com/

【映像素材指示】 ハイキュー!!のキービジュアル + 劇場版ポスター + ANIPLUS Caféのキャラクタードリンク写真

バレーボールを題材にした「ハイキュー!!」は、スポーツアニメでありながら特に女性ファンからの支持が厚いことで知られています。2024年5月に公開された劇場版『ゴミ捨て場の決戦』は、シンガポールでも連日満席状態が続く大盛況となりました。

2025年にはANIPLUS Caféで公式コラボカフェが開催され、推しキャラクターをイメージしたドリンクメニューやフォトスポットがSNS上で大きな話題となりました。Instagramへの投稿数を見ると、同時期に展開されていた『SPY×FAMILY』のコラボを上回る勢いで、その人気ぶりがうかがえます。

5. スラムダンク(THE FIRST SLAM DUNK)

※出典:https://geekculture.co/

映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、公開からわずか半年でシンガポールにおける興行収入約90万米ドルという好成績を記録しました。バスケットボールが国民的スポーツとして親しまれている背景もあり、上映会場での観客の盛り上がりは他作品と比べても群を抜いていました。

公開後には湘北高校のグッズや復刻版ユニフォームが飛ぶように売れ、アニメとスポーツ文化が見事に融合した成功事例として注目を集めています。Shaw Lidoでの上映では、リピーターとして何度も足を運ぶファンが非常に多かったことも特筆すべき点です。

6. すずめの戸締まり(Suzume)

※出典:https://encorefilms.com/

新海誠監督が手がけた最新作『すずめの戸締まり』は、シンガポールで250万米ドルという興行収入を記録し、国内のアニメ映画興収ランキングで堂々の第1位を獲得しました。

Shaw TheatresやGolden Villageといった主要シネマチェーンでは上映期間が延長され、SNS上では「#SuzumeSG」というハッシュタグが一時期トレンド入りするほどの反響を呼びました。日本語音声に英語字幕という上映形式が中心でしたが、カップルを中心とした現地の一般層にも広く受け入れられています。美しい映像美と繊細な感情表現が、多文化都市シンガポールの観客の心に深く響いた好例と言えるでしょう。

7. チェンソーマン(Chainsaw Man)

※出典:https://www.gv.com.sg/

2025年9月に公開された『レゼ篇』では、IMAX特別上映のチケットが販売開始初日に完売となり、その人気の高さを証明しました。Bugis+には公式ポップアップストアが期間限定でオープンし、限定Tシャツやフィギュアなどがあっという間に完売する事態となりました。

ダークでスタイリッシュな世界観が若者層のファッション感覚と見事にマッチし、「アニメ×ストリートカルチャー」を象徴するトレンドIPとして注目されています。上映初週末には「#ChainsawManSG」のハッシュタグが10万回以上も投稿され、SNS上でも爆発的な盛り上がりを見せました。

8. ポケットモンスター(Pokémon)

※出典:https://www.singapore-map.com/attractions/pokemon-center-singapore/5569

Jewel Changi Airportに開業した「ポケモンセンターシンガポール」は、オープン以来連日行列が絶えない人気観光スポットとなっています。2025年1月には新しいカードセットの発売日に1000人を超える行列が発生し、安全上の理由から販売が一時中止されるほどの熱狂ぶりでした。

来店者は子どもだけでなく、コレクター目的の大人も数多く訪れており、限定デザインのピカチュウぬいぐるみなどは即座に売り切れとなります。アニメから生まれたIPが実体経済を大きく動かす、まさに象徴的な存在と言えるでしょう。

9. 進撃の巨人(Attack on Titan)

※出典:https://www.jomrun.com/event/Final-Season-Attack-On-Titan-Run-Powered-by-JomRun-Singapore

「進撃の巨人」は、原作が完結した後もシンガポールにおいて根強い人気を維持し続けています。ANIPLUS Caféでは2022年と2023年の2回にわたって公式コラボカフェが開催され、どちらの期間中も常に満席状態が続きました。

日本食レストランAburi-ENとのコラボレーションでは限定メニューが提供され、飲食業界とアニメ作品の融合モデルとして大きな注目を集めました。物語が終わりを迎えた後も、その余韻を共有するファン向けイベントが複数開催され、SNSでの投稿数も高い水準を保ち続けています。

10. SPY×FAMILY

※出典:https://girlstyle.com/sg/article/136593/spy-family-pop-up-store-bugis

家族の絆をテーマにした「SPY×FAMILY」は、シンガポールでも幅広い年齢層から愛されています。劇場版『CODE: White』はEncore Films配給で2024年2月に公開され、初週から大ヒットを記録しました。

ANIPLUS Caféとのコラボレーション企画では、アーニャをモチーフにしたデザートメニューが大きな話題を呼び、ファミリー層とアニメファン層という二つの市場を見事につなぐ役割を果たしました。Instagramでは「#AnyaForger」のハッシュタグ投稿が15万件を突破しており、現地メディアでも頻繁に取り上げられています。

11. 名探偵コナン(Detective Conan)

※出典:https://chinatown.sg/visit/detective-conan-in-chinatown/

映画『紺青の拳』でシンガポールが物語の舞台として描かれて以来、「名探偵コナン」は現地で一気に人気が高まりました。作品に登場したマーライオン公園やマリーナベイ・サンズなどのロケーションを巡る「聖地巡礼ツアー」が実施されるほどの盛り上がりを見せています。

2025年には『One Eyed Flashback』が特別上映され、改めてファンからの厚い支持を確認する結果となりました。観光資源、映画産業、そしてアニメコンテンツが見事に一体化した成功モデルとして評価されています。

12. ガンダム(Gundam)

※出典:https://www.youtube.com/watch?v=lgu3k1r5Kms

長年にわたって愛され続けるメカアニメ「ガンダム」は、シンガポールでも熱狂的なファン層を抱えています。AFA SingaporeやJewel Changi Airportでは、毎年のようにガンプラの展示会や限定商品の販売イベントが行われ、プラモデルの完売がニュースとして報じられることも珍しくありません。

購入層の年齢幅は非常に広く、親子で来場する姿も多く見られるのが特徴です。「組み立てる、観る、買う」という三つの楽しみ方が一体となったIPとして、今もなお強固な人気を保っています。

13. BanG Dream!

※出典:https://www.sonymusic.co.jp/artist/nanawoakari/info/544982

「BanG Dream!」はアニメと音楽を掛け合わせたメディアミックス作品として、シンガポールでも確実なファンベースを築いています。AFA Singapore 2024では声優ユニットによるライブパフォーマンスが開催され、チケットは発売開始からわずか24時間で完売となりました。

ライブ終了後の物販エリアには長い行列ができ、関連グッズの売れ行きも好調でした。リアルイベントと音楽コンテンツを組み合わせた成功例として、他のアニメIPにも影響を与えています。

14. NARUTO

※出典:https://sgmagazine.com/things-to-do/naruto-the-gallery-debuts-at-universal-studios-singapore-with-pop-up-cafe-and-official-merchandise/

「NARUTO」は、シンガポールにおいて「日本アニメへの入り口」とも言える重要な位置を占めています。2024年にマリーナベイ・サンズのアートサイエンス・ミュージアムで開催された「NARUTO: THE GALLERY」は、週末平均5,000人を超える来場者を記録する大盛況となりました。

展示、映像、カフェスペースを融合させた体験型イベントとして高い評価を受けています。作品自体は旧作でありながら、世代を超えて愛されるブランド力が今も健在であることを証明しています。

15. リコリス・リコイル(Lycoris Recoil)

※出典:https://geekculture.co/

2023年にOrchard Centralで開催された「リコリス・リコイル」公式ポップアップイベントは、シンガポール初の単独展開として大きな話題を呼びました。初日からわずか2時間待ちの行列が発生し、限定グッズは即座に完売という事態になりました。

ガールズアクションとカフェの日常風景を融合させた独特の世界観が、シンガポールのカフェ文化と相性が良く、幅広い層から支持を集めました。若年層の女性を中心とした新世代ファン向けIPとして、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。

まとめ

シンガポールでも日本の漫画やアニメは非常に人気が高く、現地ならではのイベントも開催されています。

アニメはもはや一部のマニア向け趣味文化ではなく、興行収入、物販売上、観光産業を動かす重要な経済コンテンツへと成長しています。

今回ご紹介した15作品は、いずれも数字という客観的な指標で裏付けられた、本物の人気作品ばかりです。シンガポール市場でのアニメビジネス展開を考える際には、ぜひ参考にしてみてください。

>>>【関連】シンガポールでコスプレ衣装が買えるショップ7選!人気アニメの衣装も充実

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